Q.研修国を選んだ理由は？また、実際に行った感想は？

多人種国家のカナダで各国の視点からの意見に触れ合いたく、安全で親日の国で綺麗な
英語を学びたかったから。特に危険な体験もなく親切な人たちに助けられて楽しく
過ごせた。思っていたよりたくさんの各国からの友達が出来て、自分の中の視野が
広がった。

バンクーバーは聞いていた通り、都市と自然が融合したとても綺麗な街で、
親しみやすく陽気で優しい人達で溢れていました。
道に迷っていたら丁寧に地図まで書いて説明してくれたり、バスで隣になった人に
ネイルの色を褒められそこから話が弾んだり。
バスを降りるときはthank you driver!と叫んで降車する人がたくさんいたり、
『ベビーカー乗ってくるから道あけてー！』と大声で乗客に知らせたり運転中に
鼻歌を歌うバスの運転手さんがいたり。上下関係の中のかしこまった敬語が
あまり存在しない国だからこそありふれるカジュアルな会話が私にはとても
魅力的に感じられました。
驚いたことは、Davie streetという場所だけ横断歩道が虹色で染められており、
あちこちにレインボーフラッグが掲げられていたことです。
その場所はゲイコミュニティとして知られていてゲイの人がたくさん住む場所であり、
虹色はセクシュアリティの多様性を象徴する色だそうです。
そのように同性愛者の生活と彼らの性質を尊重しているカナダの人の人間性に
強く惹かれました。

私はこの留学を通して、日本にはない、また違ったたくさんの素晴しい文化に
出会いました。特に上に述べたように、たくさんの人種が混ざり合ってもみんな
仲良く協力し合って楽しく生きていけるイキイキとしたところが大好きです。

Q.学校の周辺の環境について教えて下さい。

ダウンタウンからバスで約30分の場所にあり、学校のカフェやレストランがとても
充実していた。自然が綺麗。

Q.クラスの人数や国籍はいかがでしたか？

人数：12～15人
国籍：ブラジル、中国、タイ、カメルーン、日本、韓国、サウディアラビア

Q.学校（又は研修先）やクラスについて教えて下さい

前半の4ヵ月は標準コースで英語を学び、
後半の4ヵ月はアカデミックコースへ上がり、UBCへの入学準備をするために
猛勉強する友達と混じって勉強しました。

Q.授業（又は研修内容）で特に印象に残っていることは？

私は帰国後就職活動をするつもりだったので、新しく大学入学の準備は必要なく、
アカデミックコースへ入っても意味がないと思っていました。
毎日宿題やエッセイの数も多いし周りの友達は入学を目指しているだけに語彙力は
はるかに優っていたので、ついていけるかという不安があり、一度はクラスを
変えようとも思いました。
しかし、周りの友達ととても熱心で褒め上手な先生のおかげで、エッセイで
100点満点をもらったり、最後の期末試験のエッセイでも学校史上初の高得点を
出したりすることが出来、自分の成長を実感しました。
とても嬉しくて勉強することがあんなにも楽しい！と思えたのは人生で初めてでした。

Q.放課後や週末は誰と何をして過ごしましたか？

放課後は家やスターバックスで予習と復習、週末の課題をすべて終わらせて、
週末は仲良しの友達とアクティビティをしたり海へ行ったりご飯を食べに行ったり
していた。

Q.滞在先はいかがでしたか？

家にあるものはなんでも使ってよかったし、何でも食べてよかったところ、
門限がなかったことはとても嬉しかった。
料理をするときが少なく一週間同じものだったときは少し困ったので
その時は外食で野菜を食べに行ったりしていた。
年頃の娘と母親の喧嘩が多く家で勉強できなかったときは多々あった。

ピザやパイの時以外はほとんど炭水化物がなかった。野菜が少なく偏っていた。

Q.今回の語学研修を通してのどのようなことを得ましたか？

全体としては大満足以上に満足している。少人数であり多人種であったことから、
意見の交換も楽しかったし、みんな仲良しになれるので反対意見を言うのも楽だった。
宿題やエッセイ、レクチャーに出席してプレゼンテーションにまとめる課外授業もあって大変だったが、
それらのハードワークのおかげで英語力も問題解決力が磨かれた。
また全体的に先生の質がとても高く、授業もわかりやすくモチベーションも上がり本当に楽しかった。