こんにちは、関西外大御殿山キャンパス店の田中です。現在夏に向けての問合せやお申込を多数頂いております。留学ブログなのに突然ですが、宇宙科学はお好きですか?私は中学生の時からの宇宙ファンなので、今でもテレビ・書籍で「宇宙」と付けば何でも見ます。
JAXA はやぶさ
数年前日本では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」が、数々のトラブルの後ついに地球に帰還して大ニュースになりましたが、現在「はやぶさ2」が別の小惑星「リュウグウ」に6月27日に着陸予定です。(予定通りなら本日ですね!)
はやぶさ2のホームページhttp://www.hayabusa2.jaxa.jp/
ホームページに「地球-探査機の距離」が書かれていますが、単位のau(日本語で天文単位)とは、太陽-地球との距離(約1億5,000万km)を1auとする基準です。つまり、地球-リュウグウの距離は約2億8,500万kmとなります。光のスピードだと20分弱の距離ですが、探査機はこの距離を、行きは4年、帰りは2年かけて飛んでいきます。(ちなみに、将来移住があるかもしれない火星へは、最も近い時で約8,000万kmです。)
リュウグウは直径900mくらいと推測されているので、これだけの距離でこんなに小さな的(まと)に探査機を正確に近づけられるだけでも本当にすごいことなんです!そしてさらにそこで採取した物質を地球まで持って帰ってくるというのが最終ミッションなので、はやぶさ2の旅はまだまだ終わりません。
なぜそんなことをしているかと言いますと、太陽系が出来た当時(46億年前くらい)の物質がそのまま残っているかもしれないからだそうです。採取されたサンプルが無事届けば、今研究者の間で議論されている太陽系誕生時の謎に決着がつくかもしれません。
NASA ・ESA
JAXAの他に宇宙科学・宇宙開発をリードする組織としては、アメリカのNASA(アメリカ航空宇宙局)、ヨーロッパのESAという組織が有名ですが、こちらも一般の宇宙ファンが見ることの出来るホームページを作っていて、最新の調査・研究について知ることが出来ます。
ただ、どちらも英語で書かれていますので、英語で専門用語が理解できるかどうかで、同じ宇宙ファンでも知識量にものすごい差が出てきそうです。(その点ネイティブって本当に羨ましいです。)
ご興味ある方は・・
NASAホームページhttps://www.nasa.gov/
ESAホームページhttps://www.esa.int/ESA
宇宙に関する英単語
ホームページを読むだけに限らず、英語の新聞・書籍が読めたり、外国人ビジネスマンと英語で会話が出来ると、趣味だけでなく仕事でも世界が広がりますよね。ちなみに宇宙に関わる頻出単語には、こんなものがありますよ。
天文台observatory
宇宙探査機 spacecraft
宇宙望遠鏡 space telescope
銀河 galaxy
太陽系 solar system
地球外生命体 extraterrestrial life
<例文> Is there extraterrestrial life? 地球外生命体はいるでしょうか?
星座constellation
※星占いに使われる十二星座の「星座」は “zodiac sign” などと呼ばれるそうです
覚えましたか?
スターウォーズなどの宇宙ものの映画を見られる時や、海外で宇宙好きのお友達が出来た時など、思わぬところで役に立つかもしれません。ぜひ使ってみて下さい。
これから留学を控えている方はもちろん、留学に行こうか迷っている方、まずは自分の興味のある分野の英単語を学ぶ事から英語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか?