こんにちは、関西外大御殿山キャンパス店の田中です。
本日は音の名前についてご紹介いたします。
アルファベットの読み方
アルファベットって、言語によって読み方が違うのはご存じですか?
私はイタリア語を少し勉強していまして、英語でA(エー)B(ビー)C(シー)は、イタリア語ではA(ア)B(ビ)C(チ)と発音します。
音楽でも同じようなことがありまして、ギターのコードではA(エー)マイナーなどと英語で表すことが多いですが、クラシック音楽ではイタリア語・ドイツ語も使われます。
もともとヨーロッパの音楽がイタリアで発展したせいかもしれませんが、ドレミという読み方はイタリア語ですし、ピアノ・オーケストラ・合唱などの楽譜でも、強弱を示す記号や表現を指示する用語はほとんどがイタリア語です。<例>f(フォルテ)・・forteの略。強く、の意味
それぞれの言語で同じ音を表すとこんな感じになるんですよ。
<イタリア語>ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
<英語>C・D・E・F・G・A・B・C
<ドイツ語>C(ツェー)・D(デー)・E(エー)・F(エフ)・G(ゲー)・A(アー)・H(ハー)・C(ツェー)
<日本語>ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハ ※ハ長調とか言いますよね。
ドレミの音階
ちなみに、ドレミの音階はヨーロッパで生まれたもので、日本・中国・沖縄・インド・アラビア音楽を聴いた時に「いかにも○○的な音楽だな」と感じるのは、それぞれ違った音階があるからなんです。また、アラビア音楽には、ヨーロッパの音階では表現できない中間の音があったりもします。
ちなみに、ドレミの音階はヨーロッパで生まれたもので、日本・中国・沖縄・インド・アラビア音楽を聴いた時に「いかにも○○的な音楽だな」と感じるのは、それぞれ違った音階があるからなんです。また、アラビア音楽には、ヨーロッパの音階では表現できない中間の音があったりもします。
※世界の民謡楽器
※筝(琴)の楽譜
楽譜は、ヨーロッパの音階が日本に伝わってきてからはドレミ(イロハ)で楽譜が書かれるようになりましたが、和楽器の場合には今でも昔ながらの楽譜で演奏するようですよ。
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