9か月間の留学を振り返って
9か月間の留学を終え日本に帰国した時、自分は9か月間本当に貴重な体験をさせてもらっていたんだなと改めて感じました。
周りからは英語しか聞こえてこない、様々な国籍の人々が行きかう街で過ごす日常、まさに憧れていたアメリカでの生活を経験することが出来、またその中で自分が想像していた以上にたくさんの事を学ぶことが出来、本当に自分の無理な願いを聞き入れ留学に行かせてくれた両親、苦しいときにいつも助けてくださった先生やアドバイザーの方々、そして何もわからなかった自分を出国から入学まですべての手続きをしてくださり、なんの不安もなく留学生活を過ごせる環境を作ってくださったアークスリーの皆さんには感謝の気持ちしかありません。
改めて留学生活を振り返ってみると、本当に成長できたことがたくさんあると思います。英語力はもちろん、精神的にも成長できたし、様々な価値観や考え方に触れたことで、自分自身の考え方や価値観も大きく変わりました。留学前は英語が思うように伸びなかったらどうしようという不安もありましたが、徐々に友達も増え、学期が終わるごとに自分の英語力の伸びを感じることもできました。
終わってみれば、英語はもちろん英語以外の部分での学びのほうが圧倒的に多く、英語を学ぶだけなら日本でもできるという意見もインターネット上で何度も目にしましたが、留学をする意味はここにあるんだなと実感するほど自分の人生観を変えるような出会いもたくさんありました。
ノースシアトルカレッジについて
ここからは少し、僕が通っていたノースシアトルカレッジのことについて書かせていただきます。シアトルの中心地から北に車で約20分のところに位置するこの学校は、ショッピングモールやダウンタウンへのアクセスも非常によく、僕は学校から徒歩で10分のシェアハウスに住んでいたので、とても生活しやすかったです。気候も夏冬かかわらずとても過ごしやすい気候で、特に夏は毎年日本を飛び出してシアトルで過ごしたいと思うほど涼しくて快適でした。
学部授業
授業では、僕は一学期目に英語の授業を3科目履修し、二学期目は英語の授業2科目とヨガの授業、三学期目は英語1科目と社会学の授業を履修しました。わからないところは先生に質問すれば授業時間外でも納得いくまで押しえて下さり、わからなくてついていけないということもありませんでした。また、英語のクラスのレベルによっては英語の授業と並行して大学の授業を履修でき、アメリカで大学の授業を履修してみたかったけど出発時にはそれができる英語力がなかった僕にとってとても良いシステムでした。
学期前の履修するクラスを決める際には、アドバイザーの方と話し合い、どのクラスであればついていけそうかなど一緒に決めていただくこともでき、日本人のアドバイザーの方も数名いらっしゃったので不安を抱えずに授業にのぞむことが出来ました。3学期目に履修した社会学はそれまでの英語のクラスに比べると予習、復習の量が何倍にもなり、アメリカの生徒とのディスカッションなど、授業についていくのに必死で何度も心が折れそうになりましたが、9か月間で1番成長できた時間でした。
学校生活
学校生活では、留学生向けのイベントが定期的に催されており、クラスが違う生徒との出会いや、イベントのボランティアなども応募すれば経験することが出来たので、多くの学生と出会う機会がたくさんありました。イベントで多くの人の前で日本の楽曲を歌い、その後たくさんの方に素敵な曲だったと声をかけてもらったことはとても良い思い出となりました。
最後に
僕は9か月間素敵な学校、先生方、友達、本当に恵まれた環境で多くのことを経験することが出来ました。途中、大きな環境の変化や様々なことを経験して正直辛いと感じた時期もありましたが、両親や支えてくださっている方々への感謝の気持ちや、留学前の自分の強い気持ちを思い出し、最後まで楽しくやりきることが出来ました。
ノースシアトルカレッジは最高の環境で学べる機会、様々なことを経験できる機会を自分の意思次第で最大限に活かせる学校です。かけがえのない仲間もたくさんできました。もしこれから行かれる方、行ってみようか検討されている方がいらっしゃれば、ぜひ新しい環境に恐れず様々なことにチャレンジしてみてください!皆さんが留学を通して貴重な経験が出来ること、かけがえのない仲間に出会い素敵な学生生活を送れることを願っています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!