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みんぱく

こんにちは、関西外大御殿山キャンパス店の田中です。

大阪の万博公園にある国立民族学博物館(通称:みんぱく)って、皆さん行かれたことありますか?お花見やバーベキューで万博公園に行かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。 私はこの博物館の雰囲気が好きで、のんびりと展示を見れるところが気に入っています。

ここは1970年に開かれた大阪万博の跡地に作られた博物館なのですが、その当時生まれていなかった方でも「こんにっちは~、こんにっちは~、世界の国から~」という大阪万博のテーマソングや太陽の塔はご存知かもしれません。

 

当時は大勢の人が乗れるジャンボジェットが登場したばかりでまだまだ費用が高く、海外旅行・留学が一般的ではなかった時代なので、海外の文化に触れられる大イベントだったんです。高校の修学旅行が海外だったり、大学の学部全員が留学したりも珍しいことではない現代では信じられないくらいですよね。

みんぱくは1977年に開館したそうで、研究者の方々が世界中で収集されてきた物が展示されています。

動画で紹介されているので、ちょっと長いですが見てみて下さい。

国立民族学博物館のホームページ

 

面白くないですか?

半年ほど前のNHKスペシャルで、俳優の高橋一生さんがナビゲーターとして出演されていた「人類誕生」というシリーズがありましたが、アフリカで誕生したネアンデルタール人、ホモ・エレクトス、ホモ・サピエンス(私達です)が世界中に広がる中でなぜホモ・サピエンスだけが絶滅せずに生き残って繁栄しているのかが説明されていました。

大きな社会を作って協力し合える能力が、道具や技術の進歩につながって、厳しい自然の中でも生きていけるようになったんだそうです。

高校の社会の授業で、「日本列島には当時ユーラシア大陸と陸続きだった北からと、南の海を越えて入ってきた人々がいた」とさらっと習ったかもしれませんが、

・極寒だった北から・・動物の骨を縫い針に加工し、毛皮を縫い合わせた服を着ていた

・海に囲まれた南から・・大きな木から、みんなで石器で時間をかけて船を作った、

というホモ・サピエンスならではの要因があったからなんですね。

 

みんぱくには、まさにホモ・サピエンスのすごさを体感できる展示がいっぱいです。博物館単体では少し行きにくい場所かもしれませんが、最近はEXPOシティという新しい複合施設も近くに出来ていますので、是非ついででも足を延ばしてみて下さい。

留学される際にも、こういう知識がきっと役立ちますよ!

 

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